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ボランティアを希望される皆さんへ - 藤田利彦

2013/01/10 (Thu) 23:29:08
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これは『過去』の記事です

2020年6月現在は「コロナ禍」ですから、ボランティアすること自体も危険な状況にあります。

コロナウイルスに対するワクチン、あるいは特効薬が開発されない限りは不特定多数を相手にするボランティア行為は、危険であると市民の会は、考えております。


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(コロナ禍の間は、ボランティア募集は不可能です)




*男女問わず、日曜大工レベルの大工工事ができる状態で来てください。「そんなことできません」ではなく、「できるように」努力してから、石巻市など被災地に支援に来てください。

最低でもインパクトドライバーは使えるように訓練をしてから、おいでください。


*可能な限り車で来てください。

あるいは、石巻市にてレンタカーを使うようにしてください。市民の会は、ボランティアさんの送迎は一切行いません。

*食事は、自己完結してください。食堂なども事前にgoogle検索し、自分で調べてください。

*ホテルも、事前にgoogle検索し、調べておいてください。

*単純作業は、ほとんどありません。

これからは「特技」「能力」が要求される段階です。

医師
看護師
マッサージ師
大工
電気工事士
水道修理経験者
教師
ミュージシャン
調理師
板前さん
薬剤師

炊き出し専門部隊は、永遠に大歓迎です。

これからは「お祭り」がますます重要です。お祭りに特化したボランティアさん、団体さんも大歓迎です。



来ても役には立たない人=「自分探しの旅」をされている方
(申し訳ありませんが、被災地ですので、自分探しの旅人は、迷惑なのです)。

被災地というのは、具体的な諸問題を抱えている「特殊」な地域なのです。よって、その具体的問題を「具体的に」解決しなければいけませんし、具体的に解決できる能力を持った「特殊技能者」を求めています。

例えばですが、地域の被災した集会所があります。地域の被災者は「すぐにでも、集会所を修理してほしい」と希望しています。必要な人材は、大工、それに準じる日曜大工、電気工事士、水道関係の修理業者、ガス工事経験者などなど。インパクトドライバーさえ使ったことがない「男子10名」が集結したところで、まったく解決にはなりません。

あるいは。節目節目に、「餅つき」を行いますが、事前に餅つきを勉強し、餅つきができる状態になってから、来石されてボランティアを行なって欲しいのです。餅つきをしたことがない、あるいは知識がないというボランティアさんが、集まっても「ぼ~」と立っているだけということになり、戦力外にしかなりません。

仮設住宅団地では、運動不足、生活不活発病が発生しています。その解決のためには、看護師、医師、あるいは健康体操を指導できる技能を持った方が必要です。

素人さんでも、各自の地元で「マッサージの勉強をし」ある程度の心得を得てから、被災地に来るというのも、望ましいことです。プロのマッサージ師ではなくとも、心得があれば、被災地、被災者から大変に喜ばれます。

ミュージシャンは、いつでも大歓迎です。アコーディオン、横笛を演奏し被災者の心をケアすることが可能です。


という風に、現場は「具体的に問題を解決できる能力を持ったボランティアさん」を必要とする段階に入っております。ですから、これから被災地支援を考えておられる方は、どうか、なんらかの特技、得意な分野、知識技能を、ある程度身に着けてから来ていただければと思います。

「似顔絵が得意」という方でも大歓迎ですし、「手品師」も喜ばれます。が、この2年間、現地受け入れ側として、一番、扱いに困った対象が「自分探しの旅」をされている方でした。



****
被災地で顰蹙を買う行為は、やはり「飲酒で、どんちゃん騒ぎ」をすることでしょう。家族を失い、深い心の傷を負う被災者は沢山おります。酒席であったとしても、周囲の状況を察知して、過度の騒ぎとならぬよう、県外からのボランティアさんに、配慮を求めたいと思います。

(管理者の承認待ち)

2019/04/22 (Mon) 10:28:11

この投稿は管理者の承認待ちです

Re: ボランティアを希望される皆さんへ - 藤田利彦

2013/01/16 (Wed) 14:15:11
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今春でボランティア団体を解散する、あるいは、終了すると宣言している関係者が増えています。御挨拶を受けることも多くなってきました。そして、その関係者は「今後は、個人で活動をします」と共通したコメントをする。

「ちょっと違う」と思います。

なぜかというと、個人でできることは「限られている」というか、大したことはできないからです。

今後、被災地に来てボランティア活動を展開したいと考えている閲覧者様には、「皆さんの生活している場所で、まず、組織化、団体を結成してください」とお願いしたいと思います。個人でできることなど「ほとんど、ありません」。「数は力」なのです。

団体を結成し、企画を練って、準備を整えてから被災地に来て、ボランティア活動を展開して欲しいと思います。


ーーーーーーー
現地で活動をしているボランティア団体にとって、今、一番困ることは、突然飛び込みで来て「1日だけ暇があるんで、何か仕事を見つけてください」という依頼が、実は、一番困る。

もはや被災地では「一見さん」「通りすがり」「物見遊山観光客」的ボランティアさんが、できることは「ありません」。「継続性」と「人的信頼関係構築」が要求されているわけです。

現地石巻で展開している団体、組織が今春解散を予定している以上、現地にコーディネートを依頼することも困難になってくるはずです。

よって、「継続的支援とは何か?」をテーマに、県外におられる皆さんで、議論をし、実践に結びつけていただければ、と願います。


今後は「チーム」とか「組織化」して被災地に来てください。

チームで来てくださると、万が一、そのメンバーの中に「自分探しの旅」をしているような人物が紛れ込んでいたとしても、その「手取り足取り」作業も、チームの責任でお願いできますので。

現地の我々の負担が、一気に減少するわけです。ご理解ください

Re: ボランティアを希望される皆さんへ - 藤田利彦

2013/01/11 (Fri) 19:30:43
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例えばですが。

仮設住宅団地といっても大規模から小規模まで様々です。小規模だと世帯数で11、あるいは26世帯などなど。人口も少なければ20名程度。


そんな小規模であれば、「焼きそばを20人前」とか「50人前」程度の炊き出しできるのでは?

被災地現場の感触を言えば「今だからこそ」むしろ、炊き出しが必要だと感じます。石巻市の復興は「遅い」。復興計画に、被災者が関与、参加しているという「実感」もない。説明不足。段々と疲れてくる(精神的に)。

そんなとき、「我彼」関係なく「幸せ」を感じて笑顔になれるのは、やっぱり「炊き出し」だ。

でも大規模炊き出しは、辛い。少人数staffでもできる炊き出し、それをこれからは目指してもよいのではないか?

小規模で漁村に立地する仮設住宅には、ボランティアさんもほとんど来ないそうだ。だからこそ、小規模仮設住宅団地を、炊き出しで訪問する、という企画があってもよいと思う。

全国の皆さん、いかがでしょうか?


Re: ボランティアを希望される皆さんへ - 藤田利彦

2013/01/11 (Fri) 12:01:21
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県外で、なにかできないか?という声もあります。

*皆さんの地域の飲食店、あるいは飲食店組合と相談交渉し、石巻の特産品を買ってもらう、という手法があります。わかりやすく言えば、石巻の「ワカメ」を、それぞれの地域の飲食店さんに、買ってもらえばいいのです。墨廼江を買ってもらう。飲んでもらう。その「交渉」を担当するという方法論もありでしょう。

*石巻の漁師、商人と相談し、県外の何らかのフェスティバルで、石巻の魚介類を販売する、あるいは、その手の企画を担当する。

ーーーーーーーーーー
単に「ヤル気」があるか、無いかだけです。


何度でも言いますが「自分探しの旅」が主目的で、被災地に来る方も沢山おります。自分探しの旅それ自体が悪いことではありませんが、「被災地」で、それをしないでください、ということです。私自身が、そうですが「目の前の悩み事、問題を解決するために」必死というか「殺気」だっているわけです。解決したくても「できない」ことの方が圧倒的に多い。

例えば、地価などほとんど「存在しない」漁村に、今後復興住宅が建設されますが、2LDKで家賃27000円程度。その地域の被災者は、これまで「家賃」など支払ったこともなく、巨大災害で家と家族を失い、「被災者」なのに、なぜ「家賃27000円」も、取られることになるのか?しかも「国民年金」が主な生活収入からの支出。さらに食費、光熱費を支出せねばならぬ。

では「借地権30年間無償」の救済制度に乗って、自力で自宅再建を選択するか?ある地域では「新築坪単価50万円」だそうだ。20坪(建物)で、1千万円。これを「70歳」の高齢者に要求するのが「救済策」足りえるか?そして、借地権終了した際には、建物を「更地」にして石巻市に返還しなければいけない義務がある。漁村であれば、子供たちは将来「街中」で生活すると明言しており、親が亡くなった後、子供たちが家の解体費用を負担することになるだろう=更地にして返還しなければいけないからだ。

私達「被災者」は、このように、それぞれに「どうすればいいのかな?」という具体的な悩み、諸問題を抱えているわけです。それが「被災者」というものであり「被災地」というものです。悩みに加え「家族を失った」という苦しみがある。


そんな被災地に「自分探しの旅」をしにきて、一体何になりますか?もっとはっきり言えば、もう「皆さんのお世話をすること=精神的オシメ交換」をして差し上げる余裕が「被災者」側になくなっているのです。

どうぞ、ご理解ください。

Re: ボランティアを希望される皆さんへ - 藤田利彦

2013/01/11 (Fri) 02:35:42
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やっぱり「炊き出し」ですね。

今だから【こそ】炊き出しが重要です。炊き出しが得意な団体さん、あるいは個人のボランティアさん、是非とも、おいでください。

「能書き」をいくら垂れても、お腹いっぱいにはなりません。「お説教」でもお腹いっぱいには、なりません。でも、美味しい炊き出しを食べれば、幸せな気持ちになれます。「一緒に」皆で食べる、それが、なによりの幸せだし、コミュニケーションが生まれます。コミュニケーションが生まれれば、コミュニティが形成されます。

コミュニケーションの無いところに「コミュニティ」は形成されません。


能書きなんかいくら「垂れても」、誰も「聞いてません」。一緒に美味しいものを食べ、お腹いっぱいになって幸福を感じた瞬間から、おしゃべりが始まり、いつしか、コミュニティになってゆくのです。

そのための重要なtoolが「炊き出し」です。


お待ちしております。

Re: ボランティアを希望される皆さんへ - 藤田利彦

2013/01/10 (Thu) 23:46:07
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http://ishinomaki-311.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=6441418

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